[映画.com ニュース] 「オールド・ボーイ(2003)」のパク・チャヌク監督が、官能サスペンス「お嬢さん」を引っ下げて2月に来日することがわかった。ハリウッドデビュー作「イノセント・ガーデン」のプロモーション以来、約3年8カ月ぶりの来日となる。

 本作の舞台は、1939年、日本統治下の朝鮮半島。登場人物は日本文化に傾倒しており、日本語のセリフや春画も登場する。一部シーンは三重県で撮影されており、これまでになく日本とゆかりの深い作品だ。映画は3部構成となっており、日本文化を崇拝する富豪(チョ・ジヌン)と豪邸で暮らす令嬢・秀子(キム・ミニ)、2人に取り入ろうとする詐欺師(ハ・ジョンウ)と孤児の少女スッキ(キム・テリ)といった4人のくせ者がし烈なだまし合いを繰り広げるさまが、スリリングかつエロティックに描かれている。

 世界的に評価の高いチャヌク監督だが、本作はオスカーの前しょう戦の1つである第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞と第15回サンフランシスコ映画批評家協会賞で外国語映画賞と美術賞、第16回ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞、第37回ボストン映画批評家協会賞、第27回シカゴ映画批評家協会賞などでも外国語映画賞を受賞するなど、29ノミネート18受賞(1月5日現在)と高評価を得ている。本国韓国では成人映画(R19指定)のオープニング記録を更新し、アメリカ、フランス、韓国では既に500万人以上の動員を記録するなど興行面でも結果を残している。

 「お嬢さん」は、3月3日から全国公開。R18+(18歳未満入場不可)指定。