フリーアナウンサーの加藤綾子(31)が11日、都内で行われた映画「天使にショパンの歌声を」(監督レア・プール、14日公開)のトークイベントに出席した。

 フリーアナウンサーに転身し約7カ月。現在の心境を聞かれ「それまでは朝の番組をやっていたので、これまでよりも少し多く眠れるようになったなという感じですね」と声を弾ませ、「(局アナ時代は)お仕事が終わってアナウンス室に戻ると、みんなで今日あった出来事や失敗談などを笑いながらおしゃべりしていたんですけど、今はそのまま帰るという流れなので、仲間が近くにいるというのと、いないという違いはありますね。最初はちょっと寂しくなりました」と話した。

 次なる目標を聞かれた加藤は「プライベートのほうも頑張りたい」と言い、「いつかは母みたいなお母さんになりたいなと思っています。全然いつになるか分からないですけど」と母親願望を口にした。さらに「子どものためとか、誰かのために自分の時間を費やせるような人になりたいなと思っています」と理想の母親像を語ったが、婚活は何も行っていないそうで「自然と巡り合えるといいですね」と笑顔を見せた。

 同作は、カナダを代表する女性監督レア・プールが、時代に翻弄されながらも音楽の力を信じて明るく生きる女性たちを描いた感動作で、ショパン「別れの曲」、リスト「愛の巣」などのピアノ曲から、モーツアルトやヴィヴァルディの合唱曲まで、クラシックの名曲が物語を彩る。国立音楽大学の音楽教育学科を卒業し、かつて音楽教師を目指して教員免許も取得した経歴を持つ加藤は、同作を見た感想を聞かれると「静かな中にも沸々と湧いてくるような情熱があって、すごく感動しました」と目を輝かせ、「思春期ならではの葛藤と向き合いながらも音楽に支えられていて、音楽で人との結びつきが深くなっていくのがすごく分かりました。学生時代のことを思い出しましたね」としみじみと語った。