二宮健監督の約1年ぶりの最新作『MATSUMOTO TRIBE』から予告編が解禁となった。併せて、本作を一足先に鑑賞した業界関係者からの感想も到着。女優の有村架純は、「自分の奥底にある見たことのない『本当』を私は見つけ出すことができるのかと自問自答してしまった」とコメントしている。

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 本作は、松永大司監督のオーディションを受けた無名の俳優・松本ファイターが、自身の思い描いていた賞賛の声ではなく、夢に破れるよりも辛い現実に直面する姿を描く、85分のドラマ。

 解禁された予告編には、キャストの松本穂香や、一見すると繋がりの見えないシーンの連なりが、特徴的で軽快な音楽とともに映し出されている。独特な世界観を持つ本作について、松本の事務所の先輩である有村は「本編全てが嘘で作られたものかもしれないし、嘘のはずが、本当になっていったのかもしれない。『本当』は無限に表現できる。自分の奥底にある見たことのない『本当』を私は見つけ出すことができるのかと自問自答してしまった」と語った。

 一方の松本は、「画面に映し出される自分を見て、どうしようもなく情けなくなりました。最後にはフィクションかリアルかなんてどちらでもよくなってしまう、そういう世界観に自分がいるのは不思議な感覚でした」とコメント。メガホンを取った二宮監督は「本当に説明の難しい映画を作ってしまいました。偶然と必然の中で、自分でも想像出来なかったことが起こってしまった現場を経験し、映像で何かを綴る奥深さを改めて感じることができました」と撮影を振り返っている。

 映画『MATSUMOTO TRIBE』は、2017年4月15日~21日 新宿武蔵野館にて1週間限定レイトショー。