昨年、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ゼロ)」終了の6か月後にTBSラジオ「アルコ&ピース D.C.GARAGE」を電撃スタートさせたお笑いコンビのアルコ&ピース。この出来事はラジオ界隈で大きな話題となった。

 ラジオシーンでも圧倒的な人気を誇っている爆笑問題、おぎやはぎ、バナナマンなどの先輩芸人からもアルコ&ピースは一目置かれており、アルコ&ピースの平子祐希と酒井健太の2人は虎視眈々と下克上を狙っている。

 平子は「(先輩方は)戦々恐々としていると思いますよ、意識はしているでしょうね。避けては通れない。後ろから大きめの足跡が聞こえているんではないでしょうか」と自信満々。

 2014年4月、「0(ゼロ)」から昇格したアルコ&ピースは「オールナイトニッポン」の金曜日1部を担当、その同時期にウーマンラッシュアワーが「オールナイトニッポン0」の木曜日、ラブレターズも同番組の金曜日を担当しており、番組開始の発表記者会見でも若手芸人同士でバチバチ火花を散らしていた。その後、ウーマンラッシュアワー、ラブレターズのラジオ番組は終了。アルコ&ピースは大激戦を勝ち抜き、“次世代ラジオパーソナリティー”として期待を寄せられている。

 平子は「争っていたというのは全然ないんですけども、結果的にラジオスターではあるんで…。競う争うではなく、それはやっている本人たちが一番分かっていると思うし、モノが違うんだな。パーソナリティーとラジオスターって、似て非なるモノですから」と熱く語ったが、理解不能。あらためて具体的に聞くと、「ラジオと相思相愛。マイクを通し、電波に乗せて愛を届けし者がラジオスター…はい?」と自分自身でも頭が回っていなかった。

 とにかく、今ラジオ界で最も勢いのある2人。昨年のラジオでの活動を振り返り、平子は「他にもFM FUJIだったり、地元のNHKのラジオだったり、やったりしているんですけど、やっぱりTBSだと芸人さんが多いイメージがあるんで、芸人色の強いところに入れたのは良い。ラジオは芸人が羨ましがるんで」と手応えを感じていた。

 そして、ズバリ2017年の目標について、平子は「一応計画しているのは、山里亮太を引き摺り下ろして『JUNK』昇格」と宣戦布告。酒井も「やっぱり『JUNK』やりたいですよね。落ちるっていうシステムあってもいいですよね。J1、J2みたいに。山里さんが落ちるっていう」とヤル気満々だった。

 TBSラジオの25時~27時「JUNK」枠は、言わずと知れた花形枠。現在、伊集院光が月曜日、爆笑問題が火曜日、山里亮太が水曜日、おぎやはぎが木曜日、バナナマンが金曜日を担当。彼らの番組にはファンも多く、かなり人気の高い番組である。一方、アルコ&ピースが担当している「アルコ&ピース D.C.GARAGE」(24時~25時)は、「JUNK」枠と比べるとやはり格落ちしている感は否めなく、多くの若手芸人は「JUNK」枠で自身のラジオ番組を持つことに憧れを抱いている。

 先ほどの話の流れから平子は、山里に関して「直接、何度も伝えているんですけども、その度に『やめてよ~』って冗談めかしていますけども、冗談でもなんでもない。笑っていられるんだなっていうのは…」とたたみかけ、「まだどっかで続けられると思い込んでいるんでしょうね、そういうの痛々しいですよね」と痛烈にコメントした。

 今年のアルコ&ピースは、ラジオ界で大きな嵐となるかもしれない。山里亮太も気を引き締めていかないと、足元をすくわれることになるだろう。2人の活躍に大注目だ!