東宝・東映・松竹の邦画大手3社が、毎年力を入れて制作しているカレンダー。各社が独自のカラーやイメージを打ち出しつつ、映画界を代表するスター、その一年を代表する人気俳優、さらに今後の活躍が期待されるフレッシュな若手まで、幅広い人選で映画ファンを楽しませてくれている。

【写真を見る】旬の女優たちが艶やかな着物姿を見せてくれる松竹のカレンダー

2017年版のカレンダーに選出された女優に注目し、これまでの活躍と今後の公開待機作から、邦画各社の“今年の顔”を占ってみたい。

まずは、東宝のカレンダーからを見ていこう。「2017年 東宝カレンダー」で、2005年から13年連続(!)で表紙を務めているのが長澤まさみ。2016年の彼女は、『アイアムアヒーロー』(16)の体当たりアクション、興行収入200億円を突破した『君の名は。』(公開中)への出演など、映画界での変わらぬ存在感をアピールした。2017年も、『追憶』(17年5月6日公開)や『銀魂』(17年7月公開)が控えるなど、スター女優として盤石の活躍を見せてくれるに違いない。

さらに、『君の名は。』でヒロインの声を演じ、歌手デビューも果たした上白石萌音や、『咲-Saki-』(17年2月3日公開)と『君の膵臓をたべたい』(17年7月28日公開)の2本の主演作が待機中の浜辺美波ら、次代を担う女優たちもカレンダーに登場。テレビやCMに引っ張りだこで、『3月のライオン』(前編17年3月18日公開、後編17年4月22日公開)などが控えている有村架純も、キュートなスマイルを見せてくれている。

毎年、旬の女優たちが艶やかな着物姿を見せてくれるのが特徴の松竹のカレンダー。“四季に佇む”をコンセプトに撮影された「松竹カレンダー2017」では、CM、ドラマでの活躍のほか、『グッドモーニングショー』(16)や『嫌な女』(16)、『ボクの妻と結婚してください』(公開中)など映画出演も目立った吉田羊が初登場した。美しすぎる吉田の着物姿は、なんとも華やか!

ほかにも、『新宿スワンII』(17年1月21日公開)や『氷菓』(17年公開)などに出演する広瀬アリス、17年の松竹の話題作『ピーチガール』(17年5月20日公開)でヒロインを演じる山本美月、さらにドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」での演技も好評だった土屋太鳳も着物姿でカレンダー初登場となった。ちなみに土屋は『PとJK』(17年3月25日公開)や『トリガール!』(17年9月公開)など4本の新作映画がすでに発表されており、今年以上に注目を集めそうだ。

女性だけでなく、男性俳優も登場するのが東映のカレンダー特徴。小林稔侍、北大路欣也、渡瀬恒彦ら、大御所たちが参加しているのも映画ファンには嬉しい。「2017東映スターカレンダー」には、多数のバラエティ番組での活躍に加え、2017年に『東京喰種』(17年夏公開)への出演が控えている清水富美加や、『銀魂』が待機中で、2年連続でカレンダー登場となった菜々緒が華を添えている。

さらに『真田十勇士』(16)、『疾風ロンド』(公開中)で新たな一面を見せた大島優子、『全員、片思い』(16)に出演した新川優愛、同じく『全員、片思い』や『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(17年1月28日公開)などへの出演で、女優業も活発化している橋本マナミの3名が、東映のカレンダーに初登場しているのにも注目だ。

邦画各社のカレンダーを見てみると、日本映画界の現在と未来の“顔”がよくわかる。ぜひ2017年のカレンダーはお気に入りの女優が登場する映画会社のカレンダーを手に取ってみてほしい!【トライワークス】