NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」やTBS系「半沢直樹」などで知られる俳優、滝藤賢一(40)にとって2年ぶりのドラマ主演作として話題のNHK BSプレミアム「ラジカセ」がきょう21日午後10時から放送される。

 キャリア19年を誇る実力派俳優が「僕の代表作です!」と胸を張る同作はNHK津放送局の制作。三重・伊賀市と名張市を舞台に、不器用にしか生きられない昭和家電収集家(滝藤)と家族の中で孤独を感じる少年(向鈴鳥)の心温まる交流を描いた感動作。

 滝藤は高視聴率で話題のテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・0)で凄腕のスーパードクターを演じるが、今回は寡黙な男の心情をリアルで繊細な演技力で表現する。

 2014年のTBS系「S-最後の警官-」ではゲスト出演ながら、末期がん患者を演じるために1カ月で10キロの減量に成功するなど徹底した役作りでも知られる滝藤は名古屋市出身。今回は伊賀弁を特訓しながら撮影に臨み、「地元の方が聞いても違和感がないように、必ず方言指導の方についてもらってチェックしました」と力説した。

 その滝藤に加え、安藤玉恵(40)やキムラ緑子(55)の熱演に応えるべく、地元出身の芸能人やゆるキャラも強力バックアップ。

 伊賀市出身でアイドルグループ、でんぱ組.incの夢眠(ゆめみ)ねむは伊賀上野城などで撮影した特別応援動画を番組HPで公開。地元のゆるキャラ、いが☆グリオとの共演も実現した。

 さらに、名張市出身で「ほれてまうやろ~」のギャグで人気のお笑いコンビ、Wエンジンのチャンカワイ(36)がナレーションを担当するなど、異例の盛り上がりをみせている。

 番組HPでは視聴者から寄せられた昭和家電との心温まるエピソードも紹介。慌ただしい師走のこの時期、ハートフルな物語と情緒あふれる城下町の映像美が郷愁を誘う内容にもなっており、伊賀市と名張市で行われたロケについては「地元のみなさんの笑顔に迎えられ、気持ちよくできました」と歓迎ぶりに感謝。続けて、「笑えて泣ける最高の作品です」とアピールしていた。